2025.05.20
吉岡内科クリニックタイムス Vol.3
糖尿病足病変予防のために、足を観察しましょう
糖尿病で足の切断をする方は、年間1万人以上います。糖尿病足病変というのは簡単にいうと、怪我により糖分たっぷりの血液にバイ菌が入って感染したり(糖分たっぷりは菌が繁殖しやすい)、動脈硬化症(末梢動脈性疾患により血管が細くなること)で血流が悪くなることで足の組織が障害を受けることです。体の中がそんな状態になっていることに加えて、糖尿病神経障害による足の痺れがあると症状が出るのが遅かったり、傷に気づきにくかったりして発見が遅くなってしまうことがあります。

糖尿病足病変になりやすい糖尿病患者さんの特徴
- 足病変や足趾(足の指)の切断を過去にしたことがある方
- 透析をしている方
- 末梢動脈性疾患(PAD)がある方
- ヘビースモーカー
- 糖尿病神経障害がある方
- 足趾(足の指)や爪の変形、タコがある方
- 足病変を知らない方
- 血糖値のコントロールが不十分な方
- 視力障害が高度で、足を見たり爪を切ったりすることが難しい方
- 怪我をしやすい機会が多い方
- 一人暮らしで足の観察ができない方や足を不衛生にしている方
(糖尿病療養指導ガイドブックより引用、一部改変)
*当クリニックには、血流・血管のつまり具合・血管年齢を調べる装置を完備しています。調べてもらいたい方は、診察時にご相談ください。
*足の観察方法・足のケア方法を知りたい方、爪切りをご希望の方は、診察時にご相談ください。足のケア専門の看護師もおります。
糖尿病のコントロールには食事・運動などの生活習慣を変えることと、その継続が欠かせません。
当クリニックでは、皆様の糖尿病療養に役立つ情報をこの「吉岡クリニックタイムス」で発信していきます。
吉岡内科クリニック 糖尿病看護認定看護師 武田